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両足に力が入らず、気を抜けば一気に腰を落としてしまいそうになる。
けれども、少しずつ入ってきてもこれほど感じてしまうのに、それが一気に奥まで入ってきたら、とんでもないことになりそうな気がした。
敏感すぎるほど敏感になっている弘海の粘膜は、きっと驚くような反応を示してしまうに違いない。
弘海は両足を震えさせながら、ゆっくりと腰を落としていく。
「……ぁん……っ……はぁ、はぁ…………!」
まだ動いてもいないのに、吐息はすっかり荒くなってしまっている。
「……んっ……く……っ……はぁ、ぁっ……はぁっ!」
自分で加減が出来るとはいえ、やはりショーンの昂ぶりが内部に入り、敏感な粘膜を刺激してくる感覚は、落ち着いて迎えられるものではなかった。
奥へと咥えこんでいくのが怖いと思ったり、もっと奥まで入れたいと思ったりする。
そんな葛藤を繰り返しながらも、ショーンの昂ぶりは確実に弘海の奥へと入ってきていた。
「……っあ、ん……はぁっ、んんっ……」
「奥のほうまで来たな……」
「う、うん……っ……」
弘海の太ももを撫でながら、ショーンは聞いてくる。
「自分で動いてみるのは、どんな感じだ?」
「な、何だか……すごく変……上手く動けないんだ……」
「思い切って腰を落としてみろ」
「だ、駄目だよ……たぶん、刺激が強すぎて……」
「いつもしてることだ。気を失うようなことはない」
「で、でも……嫌だ……怖い……」
「大丈夫だ」
ショーンは促すように腰に手を当てたが、弘海はかぶりを振った。
ベッドについた手は、長い時間、力が入りすぎて震えてしまっている。
「……っく、ん……はぁ、はぁ……っ!」
いつもよりも挿入に時間がかかっているせいか、内部がとても敏感になってしまっている気がする。
少しずつ……本当に少しずつショーンの昂ぶりが入ってくるその感覚が、恐ろしいほどにリアルに感じられる。
「……っあ、あっ……んっ……あぁっ……」
そのとき、必死に体を支え続けてきた両手がガクンと崩れ、それと同時に弘海の腰がすとんと落ちた。
「ああぁっ、ああ――――っ!!」
弘海は思わず声を上げた。
敏感な弘海の最奥を、いきなり突き上げられるような衝撃が襲ったからだ。
「あっ、あっ、ああぁ……っ……!!」
弘海は根元までショーンの昂ぶりを咥えこんだ状態になった。
「全部……入ったな」
「う、うん……っ……手が……がくんってなって……」
「落ち着いたら、少し動いてみろ」
「うん……」
ショーンに言われるまでもなく、弘海の体は動くことを望んでいた。
挿入に時間がかかった分、もどかしいほどの衝動が爆発しそうになっていた。
弘海はゆっくりと腰を上下に揺らし始める。
「……んっ、はぁっ……あっ、ぁっ……んんっ……!」
ショーンに動いてもらうのとは違い、快楽がじっくりと高まっていく感じだった。
激しくはないが、ゆっくりと、しかし確実に、弘海の体は熱くなっていく。
「あ、はぁっ……んっ、あっ、んぁっ!」
ショーンは弘海の動きをサポートするように、腰に手を添えてくれている。
おかげで、弘海がふらつきそうになっても、ショーンの手が引き戻してくれるのだ。
「ショーンは……気持ち……いい?」
「あぁ……すごくいい。それにいい眺めだ」
「眺……め……?」
「こうして弘海の顔をずっと見ていられる」
「や、やだ……恥ずかしいから……見ないで……」
「こうしていると、見える……」
弘海は恥ずかしさを堪えつつも、体の衝動に耐えられず、腰を揺らし続けた。
本当はもっと強い刺激が欲しいと体は訴えていたが、弘海の動きはどうしても緩やかなものになる。
「……っは、ぁっ……んっ、あっ、あぁっ」
「もっと強く動いてもいいぞ」
「だ、駄目……これ以上は……っ……」
「どうして?」
「だ、だって……感じすぎちゃう……っ……」
「二人きりなんだから、別に構わないだろう?」
「ショーンが見てるから嫌なの……」
「俺が見てるから?」
「だって……ショーンは……俺の……好きな人で……伴侶で……だから……恥ずかしいところ……見られるのは……すごく嫌なんだ……」
弘海の言葉を聞いて、ショーンは笑う。
「さっきも言っただろう? 俺は弘海のいろんな顔が見たい。俺だけに見せてくれる顔が見たい」
「で、でも、ショーン……」
まだ踏み切れない様子の弘海の腰を強くつかむと、ショーンは下から腰を揺らし始めた。
「ま、待って……駄目っ、駄目って……俺……準備が……っ……!!」
「気にせずに、もっと気持ちよくなったらいい」
「駄目だよ……っ……や、やだっ、あっ、あぁっ!」
今日は好きに動いて良いと言ったのに、いつの間にかまたいつものペースに戻っている。
たとえ今日はショーンの上にいるとはいっても、こんなふうに積極的に突き上げられれば、弘海が自由に動ける余裕はほとんどない。
けれども、体はまるでそれを待ち望んでいたかのように、歓喜の悲鳴をあげていた。
「や、ぁっ、ああぁっ、ああぁっ!!」
いつの間にか弘海は、ショーンの上で跳ねるようにしながら喘いでいた。
お互いの生み出す刺激が、いつもよりも深くて強い快楽を作り出しているようだった。
「あっ、あっ、あぁっ……!!」
いつもより自由に動けることもあって、弘海は気づかないうちに、自分が望むところにショーンの昂ぶりを導いていた。
先ほどまでは刺激を受けることを恐れていた弘海の粘膜は、今は強く突き上げられることを望んでいる。
「ごめ……ん……俺……もう……イッちゃいそうっ!」
限界が一気に近づいてきて、弘海は思わず謝った。
「いい……好きなときにイけばいい……俺も一緒にイクから……」
「うん……っ……」
ショーンがそう言ってくれたので、弘海は安堵して腰を揺らした。
まるでショーンの上で跳ねるようなその動きが、次第に強く激しくなっていく。
「あっ、あぁっ……イッちゃうっ……!」
ショーンは弘海の腰を強くつかみ、下からも刺激を加えて来た。
「や、あっ、そ、そんな……しちゃっ……あっ、あぁっ!!」
弘海の体がショーンの上で大きく反り返り、ビクンと跳ね上がった。
弘海の先端が欲望を放ったそのすぐ後に、弘海は自分の体の中にショーンの熱い体液が勢いよく流れ込んでくるのを感じた。



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