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- 20日(08:16)『『猫目石のコンパス』 第五十六話』
呼吸を整える間もなく、両足を開かれた。まだこういう状況に慣れていないこともあって、弘海は少し緊張していた。すぐにそれに気づいたショーンは、弘海の両足から手を離して顔をのぞきこんできた。「大丈夫か?」「う、うん……」弘海の緊張をほぐすように、ショーンは頬や首筋に口づけをしてくる。それでもいったん強張ってしまった体は、そう簡単には元に戻らなかった。「どうしてそんなに緊張してるんだ?」「だ、だって……俺……そ...